詳細:K・Iさん 50代 小平市在住

二日前に一日中座る姿勢を続けて立ち上がった時、右の股関節に痛みが出て、跛行も過度になった状態でいらっしゃいました。

7年程前、肩と腰の痛みに耐えかねて病院で検査を受けた時、両股関節の臼蓋形成不全と言われました。生まれたとき逆子で取り上げられたために、右股関節は先天性股関節脱臼です。

二年前、この右股関節に痛みが出て検査し、右股関節の軟骨の磨り減りを指摘された際いずれは手術をと言われました。

以後はカイロ、鍼灸、ありとあらゆるところへ行かれたと言う事ですが、一時的には改善されても数日で元に戻る繰り返しで意味がないと感じるようになり、痛みをだましだましで今日まで来られたのですが、今回このような重篤な症状に陥ってしまい、五日後に仕事のため海外への旅行も待ち受けていて、どうにかしたいということです。

左脚が長く左股関節が外旋・外転、右股関節が内旋・内転し右脚のみX脚になっています。いらした時、骨盤の高低差が5センチありましたが、初回の矯正で3センチに縮まりました。少し歩きやすくなった事を確認され、翌日いらした時は、跛行の状態が明らかに改善され、少し駆けることもできるようになったそうです。

三日連続して矯正をして、更に骨盤の高低差が縮まり、当然の如く痛みもかなり楽になり、立ち方にも安定感がでてきた所で、元気に海外へと旅立っていかれました。

海外から無事、元気に戻られて7回目の矯正。
股関節の痛みはなく湿布もとれ、跛行することなく普通に歩くことができます。また、矯正をはじめてから、頭痛、肩こり〔右〕がかなり楽になり、この2ヶ月は薬を飲まれていません。

左脚が長いため消化器系が弱く、胃弱で消化力が弱く、神経性の痛みなど出ることがありましたが、それが改善されており、食欲が以前より増して、よく食べられるようになりました。

疲れやすさもだいぶ改善されてきています。〔例えば、お仕事の後電車の中で具合が悪くなるのを避けるために各駅で帰られていたのが、躊躇せずに急行に乗られていたり。〕先天性の股関節脱臼である右股関節は、普通の股関節よりもかなり矯正し辛いのですが、それでも着実に矯正されていて、また、ご本人の努力の甲斐もあり、その効果はこのように、内臓の機能や頭部の神経痛にまで全身に及んでいます。

●矯正をはじめてから1年と4カ月が経過
両股関節の臼蓋形成不全症の他に、短いほうの股関節脱臼と仰られていたのですが、長い方の足の左股関節も臼蓋形成不全に加えて、先天性の股関節脱臼ではないか、と、施術時の感覚から感じるようになりました。

脱臼していれば、左脚が前方脱臼というものになります。右脚は後方脱臼です。左足が外旋・外転、右足が内旋・内転している状態と足の向きは同じで、単純系という矯正しやすい型ですので、両側臼蓋形成不全症だけであるなら、今頃は恐らく完治されていると思います。この先天性股関節脱臼は脱臼した股関節そのものを時間が経ってから修復することは出来ないので、"股関節"という全体重を支えている最も重要な関節が機能しません。その為、大腿骨の角度を正しい角度に近づけ、それを支える筋力をつける事が矯正で最も大事なことになるので、ご本人の努力というものも重要な要素になってきます。

普通の股関節の方のように順調には行きませんが、それを上回る努力と、10日に一度のペースで矯正を継続されて、このところ、確実に大きな山を越えられたという感慨を持ちました。

半年程前に忙殺的なスケジュールの中で、何故か転位が悪化することもなく、右足がかなり開くようになったのです。この右足の開きはそのまま脚長差の改善ですから、骨盤の位置が左右で揃ってくると、その上についている脊柱の左カーブが改善されます。その歪みが右の鎖骨を前方に押し出していましたが、改善され左右整いました。

また、頚椎の捻転が改善されたために、そこから来る肩こりがまだありましたが、コリが肩から首へと移って行き、その首のコリも現在ではほとんど消失しているようです。それに伴い頭痛が更に軽減され、かなり楽になっています。また、以前は頻繁に寝違えていたのですが、気が付いてみればそういったこともなくなりました。

右股関節の開きがよくなるだけで、これだけの全身的な骨格の改善に繋がります。それ以降、体調はすこぶる良い状態が半年程前から続いていて、食欲はあるし何でも食べられるようになり、疲労しにくくなり、やりたい事は何でも追い回してやれるようになりました。以前は、電車で立って帰ることができなかったのですが、快速に乗って、電車の揺れに合わせて、バランスをとるトレーニングをされているということです。

以前は、乗り物などに乗る時、冷房などの急激な寒暖差にめまいがおきていたと言う事ですが、それもなくなっています

また、冷えが改善され、それは、足裏にも現れています。リフレクソロジーの子宮の反射ポイントを押してもあまり痛がらなくなりました。これは、以前、押すと気分が悪くなった場所です。子宮は特に陰性な所にある臓器ですので、ここの機能に回復がようやく見られたことで、私としても非常に安心しました。最近では、階段は一段飛ばしで上り降りされたりするそうです。

●矯正をはじめてから2年と1月が経過
股関節脱臼の股関節は、未だ脚長差と一進一退でもあり、身体上のすべての問題が完全に解決したというわけではありませんが、股関節的にはだいぶ前から問題はまったくなくなり、内臓機能をはじめとする体調、体質、体力的なことが十二分に回復し、以後、この状態をある程度ご自分でも維持できる自信がついたご様子で、矯正を終了しました。これからも気を抜かずに矯正動作等励行されれば、今の状態を維持することは十分に可能だと思われます。

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千光士 睦
千光士 睦
【資格】
礒谷式力学療法方術師正師範
JAA認定アロマコーディネーター

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