詳細:T・Sさん 40代 国分寺市在住

先天性の両股関節脱臼の方ですが、主訴は体に柔軟性がない事だという事です。両股関節共に後方脱臼といって内側への脱臼が進行し、外側方向へは開き辛くなっています。

脱臼度の強い短い方の右足をひいて内側に重心をかけて立っているので、この状態の改善が根本的になされない限り、脚長差が開いて、つまり脱臼が進行して行きます。長い方の左足の方が内転度が強く開き辛く、症状は長い足側の左半身に感じることが多いという左右混合したタイプです。

股関節や大腿骨が正常な角度にないと可動領域は狭まり、正中線と全身の関節が正しい位置からずれて体は柔軟性を失って行きます。こういった状態の改善を求めヨガをはじめとする様々な取り組みをなさっている方は多いのですが、なかなか改善されないという話をよくお聞きするのです。

この方もそうですが、いくら取り組んでも体が柔軟に動きやすくならないのは、一連のヨガのポーズを行った後、問題の股関節、及び大腿骨が決して正しい方向へ矯正されてはいないということなのです。矯正を受けた後のように正しい方向へと改善されているには、ご自身の股関節、大腿骨の角度を熟知し、脚長差までをも考慮し矯正になるようにすぺてのポーズを行うことが必要です。

例えばこの方の場合、足を開くポーズなどはお勧めですが、背骨を反らすポーズは後方脱臼を助長しますので、絶対に避けて欲しいのです。外旋方向へは右をより開くようにし、外転方向へは左をより大きく開くようにすると矯正になります。

先天性股関節脱臼をはじめとして、臼蓋形成不全、ペルテス氏病などは、その側の股関節が内転、内旋している場合がほとんどですので、内転、内旋させるポーズを熱心に行っていると、脚長差、体の歪みはむしろ酷くなっていきます。

ご自分の股関節や大腿骨の角度に合った正しい方向性で行う運動の積み重ねが、成功をもたらすのですね。ヨガなどは体に良いので諦めず、矯正になるかひとつひとつのポーズを吟味し取り組まれていく事をお勧めします。

●初回の矯正
初回の矯正後は脚長差が縮まり骨盤の角度が変わりましたので、内臓全体の位置が変わったという感覚と筋肉痛と好転反応が1,2日続きました。

以後、3ヶ月の間に6回の矯正を行いましたが、その間、脚や臀部の外側に軽い筋肉痛が続いています。これは大腿骨が正しい角度で骨盤を支えるようになるためには必要な事なのです。そのかいあって脱臼が進行している側である右足に可動性が出てかなり開きやすくなっています。矯正後は脚長差がほぼ揃って左目と右目の位置が同じ高さに来るようになりました。

興味深いのは、股関節の矯正をはじめてからというもの仙骨部分に流れるエネルギーを常時感じるようになったということです。瞬間的なショックを仙骨に与えて磁気などで調整する療法を行っているそうですが、股関節の矯正後もその調整後の仙骨の状態と同じような状態になるそうです。

富士山などに登ると波動の影響からか仙骨のエネルギーを最高潮に感じられるという事ですが、このひと月ほどは富士山登山時のような状態がずっと続いてます。

仙骨にはチャクラがあり体の正中線上に位置しています。股関節矯正は根本的に体を整える事でこの正中線が通ってくるのですが、歪みという障害を取り除かれていく事でエネルギーの流れが良くなります。

まだ少し整っただけでこれだけ良好な反応がでていますから、これからが本当に楽しみですね。一時的に頻尿などの症状が出ていましたがこれも治まりました。好転反応だったかと思われます。

●矯正をはじめて数ヶ月
このところ、過度に内寄りになっていた左大腿骨の角度が矯正されて来て、立った時の姿勢が非常に整ってきました。

左大腿骨の角度が全身に及ぼしていた影響が、思いのほか大きかったようですね。左半身のエネルギーの流れの悪さを最初から訴えてらしたのですが、ここから来ていたわけです。もちろん、左足が長く右足で立っているので、右半身も抑制されていました。どちらの状態もだいぶ改善されたために、このところ、好転反応が長く続いています。

Sさんの場合は、目立った好転反応はこれまであまりなかったのですが、今回はだるさや眠気などが10日程続いているということですが、治まった時は、今までになかった爽快さを感じられるでしょう。両肩のラインが揃って体が右側へとねじれなくなっています、姿勢の上からも確実に一段階アップしたというところです。矯正動作でのジムでのトレーニングなど続けられている事も大きいと思います。

●矯正をはじめて一年
両側共に先天性股関節脱臼である左右脚の長さが完全に揃いました。
2週間程前、ホノルルマラソンで40キロを5時間で完走されたそうですが、翌日は、イルカや亀に会いに行くのに朝の五時に起きられたそうです。凄いですね~!疲れの色もなく、膝や関節に痛みも出ず、今日も8キロ走ってきたととてもお元気そうでした。

この一年は、脚長差を生んでいた右の股関節の内旋を重点的に矯正してきました。先天性股関節脱臼の足は普通の股関節の方より矯正がし辛いため、両脚の長さを揃えるのに一年かかりました。
この股関節のバランスを保ちながら、左右共に開いていくのが今後の課題でしょう。

お問合せ・ご相談

千光士 睦
千光士 睦
【資格】
礒谷式力学療法方術師正師範
JAA認定アロマコーディネーター

連絡先 お問合せフォーム